目詰まりには洗浄インクで対応できるプリンター

   

プリンターを使っていると、印刷物の出来上がりがおかしいと気づくことがあります。明らかにおかしな色になっているとか、部分的に色抜けがしているとか、かすれ具合がひどいなどの問題で困ったと感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。
ノズルの目詰まりが原因であるかどうかは、チェックパターンを印刷すると容易に分かります。パソコンから印刷に関する設定の画面を開くと、ノズルチェックをするダイアログボックスが表示されます。用紙をセットしてパターン印刷を選択すると、それぞれのブラック、シアン、マゼンダ、イエロー等のカートリッジごとの色をプリントします。正常であれば綺麗にそのままの色で印刷されています。しかし、所々空白や白いすじが入っていればノズルに原因があると分かります。
このようなトラブルにはどのように対処したらよいのでしょうか。

印刷のかすれや色抜けトラブルは何故起きるのか

プリンターの目詰まりは何故起こるのかと言うと、インクが冷えて固まり、ノズルの噴射口が詰まっている可能性が高くなっています。もしくは、カートリッジを他社製品に変えた際に、中身の粘度が違うために気泡が発生して、噴射されにくくなる事例もあると言われています。
冷えて固まりができるのは、印刷をする頻度が少ない場合に起こります。プリントをするにはノズルを温めて噴射して色を付けるので、そのまま使うことがないとずっと冷えた状態になり取れづらくなり固まりができるのです。できれば、1ヶ月に1回は起動させて何らかの印刷を行うと避けられます。
気泡が発生してトラブルを起こす時によく起こりがちなのは、純正品から互換品に換えたタイミングです。カートリッジは互換性があるので使えても、原材料が違うため粘度にも差がありノズル内に残っていた純正品と新しくセットした互換品が混ざって気泡が発生しやすくなることがあるのです。時間が経過して徐々に新しい物になれば気泡が発生しにくくなるので、少し様子を見るといいでしょう。

洗浄カートリッジの成分と使う方法

ノズルをチェックをすると、インクを消費するためにもったいないと感じる方も多いです。その場合は洗浄カートリッジを利用するのを勧めます。これは互換品を開発しているメーカーから販売されている商品です。互換インク内に配合されている、固まりができるのを防ぐ融解剤の成分濃度を高くしている製品です。プリンターを起動させて通常のカートリッジのように対応する色ごとにセットをし、印刷を選択するとノズルに行き渡りクリーニングが行われます。ノズルのお手入れが終わったら再度外して、プリント用に戻します。
クリーニング用のカートリッジは、中身が残っている限り何度も使えますので大事に保管しておけます。利用する際には機種や型番、メーカーによっても違いますので、購入の際には間違えないように注意してください。定期的に利用すると冷えて固まった場合の目詰まりの予防にも繋がります。

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